はじめに
不動産屋で賃貸住宅を借りると、加入する住宅保険。
万が一に備え入っておいた方が良い。
しかし、入っていれば安心。。。
ではない事が分かった。
今回は、保険金の請求で起きた事実を残しておく。
経緯
空き巣の被害に遭った。
窓ガラスを割られ自宅に保管してあった現金を盗まれた。盗難も保険適用になる契約だったので、保険金の請求をした。
すると保険会社から業務委託されたリサーチ会社の人間が来た。貴重な時間を割いて、事実を伝え、複雑な書類も書き、出来る限りの協力をした。
あとは保険金が振り込まれて解決だと思っていた。
しかし、、、1ヶ月経っても連絡が来ない。
2ヶ月経っても連絡が来ないので、こちらから電話をした。すると、リサーチ会社から報告が来てないので対応が止まっていたと言われた。
ずさんな対応に疑問を感じたが、今後は進捗状況を2週間に一度連絡するように言って電話を切った。
やはりと思ったが3週間たっても連絡はこない。
こちらから電話をすると、現在は社内で検討中だと言われた。その時も進捗の連絡をするようにお願いして電話を切った。
3週間たっても連絡はこない。
…終わっている。
再度こちらから電話をすると衝撃的な回答がきた。
担当が変わりましたと。
未解決のまま担当が変わる。
そして、担当が変わったので私が引き継ぎます等の連絡もない。不誠実極まりない。
もはや呆れたが、再度2週間に一度連絡してくれるように約束をして電話を切った。
結末
その1週間後…
法律事務所から書面が届き、現金があった証明が出来ないので、保険金の支払いは出来ないと書いてあった。
私の場合は、貯メダルを交換した現金を箱の中に保管してあったのだが、箱の中に現金があったという事を証明は出来ない。貯メダルの交換履歴は見せた。
毎日現金の写真を撮れということなのか?
無茶な要求ではないだろうか?
これはつまり火災で家具など燃えてしまって、その保証をお願いしても、そこに家具があった証明は出来ますか?と言われたようなもんだ。
保険会社:ここに財布があったと証明できますか?
保険会社:財布の中に10万円入っていたと証明できますか?
私:燃えてしまっているので出来ません。
保険会社:証明が出来ないので支払いは出来ませんね。
という具合だ。
さらに、その書面は被害にあった私が悪者であるかのような内容だった。その上、今後この件に関しては会社に一切連絡するなと書いてあった。
最後まで不誠実な対応だった。
思ったこと
万が一に備えての保険なのに、被害に遭った時に何にもならない可能性がある保険では全く意味がない。
ただでさえ被害に遭って、やるせない気持ちになっているのに、乗り越えて前に進みたいのに、4ヶ月も決着が延びて、その挙句不本意なカタチで決着だ。
二重で被害にあった気分だ。
協力した時間も無駄だった。
対応も不誠実で、少なくとも契約者に寄り添った対応ではなかった。顧客満足度の向上が会社の繁栄に繋がるのは周知の事実であるのに、今だにこのような会社が存在している事にも疑問に思った。
馴染み深い保険に自動車保険があるが、その対応と比べると雲泥の差だ。もしかすると、住宅保険はどこもそうなのかも知れないが、こんな事が起きる可能性がある保険会社は、少なくともナシだ!
学んだこと
結局他人は他人だ。
保険会社も企業だからなるべく保険金の支払いは避けたい。被害者の気持ちは考えていないという事が分かった。
この経験から、他人に頼らず自分で出来ることをしようと思い、防犯カメラや防犯ブザーを設置し、その他セキュリティ面にお金を投じた。
そして貴重品は家に置かない事にした。
私が大切な家族や仲間を守っていく。
そう決意した。
おわりに
これはあくまで起きた事実を書いただけで、解約を促すものではありません。情報の扱いや判断は個々の自由です。
被害にあったのは事実。
窓ガラスを割られ現金を盗られたのも事実。
しかし保険金は支払われない。
大家さんは、知らず知らずのうちに入居者がこのリスクにさらさらているという事実を認識し、安心して部屋を借りられるように、保険の選別することが入居者のためになると思った。
一人でもこのような被害にあわないように願っています。
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